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2021.10.20

プラスチック包装のメリット、デメリット

樹脂プラスチックやプラスチック包装に共通するメリット、デメリットのお話を少しお伝えさせて頂きます。

長所がある一方、もちろん短所もあり、万能ではありません。
成形しやすいという長所は、一方では熱に弱いという短所になります。電気絶縁性が高いと、表面に静電気が起きてホコリが付着してしまいます。
プラスチック業界では、長所を活かし、短所をカバーしながら、原料の特徴をうまく組み合わせていろいろな分野の製品を作っています。

*再生PET、バイオマスPET、生分解性プラスチックなど

ですが、性能としての短所より、廃棄した後の方が日本、世界的に大きく問題になっているかと思われます。


例えば容器包装プラスチックは消費者の手元に届くまでの長い時間に多くのメリットがあるのですが、消費者の手元に届くとすぐに「要らないもの」になってしまい、廃棄物になってからのほうが注目されがちです。そうなると、腐食しないという利点も、自然に還らないという欠点になりますし、軽いため、ごみがかさばってしまうという難点もあります。多種多様なプラスチックが開発されることで、ごみの種類も多種多様になり、そのことが廃プラスチックの処理やリサイクルを複雑化しているといえます。


使ったとの対処、方法を一人一人が取り組む事が改善に繋がると考えております。